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記念イヤーの名盤 [CD・DVD]

    約2年ぶりに帰ってきました「名盤シリーズ」。

と、いっても勝手に自分で始めて、勝手に自分の趣味を押し付けてるという自己満足シリーズ。

debussy.jpg  今までは「季節」をテーマに、名曲・名盤・名プレイヤーをご紹介しましたが、今回のテーマは「記念」でいきましょう。

  生誕150周年のフランス作曲家「ドビュッシー」の名盤、

ピアニスト、内田光子さんの名演による「12の練習曲」。

   内田光子さんといえばモーツァルトの名演がイメージされやすいでしょうか、、しかし、この盤はとにかく凄まじいほどの立体感と透明感、そして「音」の美学が感じられます。

  ピアノエチュードを芸術に変えた作曲家といえば、まずショパンがあげられますが、この盤を聴く事によりピアノエチュードという概念がさらに変化することでしょう。

  録音も良し。ジャケットも良し。文句なしです。

「文句」というキーワード出ました。

Unique.jpgジャズピアニスト 「セロニアス・モンク」

今年、没後30年になります。

写真の盤は「ザ・ユニーク」。

その名のとおりユニークな印象の強いモンク。彼の手がけた楽曲を聴けば納得せざるを得ない印象を持つ音楽性。ステージでの奇行など数々の伝説を持つモンク。

しかし、この盤ではスタンダード曲中心。しかし聴き馴染みのある曲がモンクの感性により全く異質の存在感を発生します。

モダンジャズが黄金期に向かう時期、恐ろしい程の感性がひっそりと大胆に放った名盤。是非。

monk  coltrane.jpg  調子にのってきました。が、最後に。

病的な魅力を持つセロニアス・モンクの楽曲にふれつつ、さらに圧倒的なハードバップのエネルギーにふれるならこの盤。

「セロニアス・モンク with ジョン・コルトレーン」

ジョン・コルトレーンの名を聞いた事のある方は多いと思います。テナー及びソプラノサックス奏者です。

長くなりますのでコルトレーンについては、また別の機会で。

とにかくこの盤では、表現スタイルが全く違うモンクとコルトレーンが、常人では理解出来ない音楽性と精神がぶつかるという異質な演奏が体験出来ます。

と、自分の好きな音楽を語り始めるときりがありませんのでそろそろ。

記念イヤーの作曲家・演奏家はジャンルを問わず各地でそれにちなんだ演奏会や記念CDが発売されたりします。

音楽ファンである私もこの様な記念イベントには是非便乗していきたいです。。。m


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