オーディオの世界とピアノ技術 [音楽]
とあるご家庭の居間です。
一見生活感のある環境ですが、明らかに生活感とはかけ離れた巨大な物が座しています。 大きいスピーカーが圧倒的。
オーディオのお好きな方ならご存知のスピーカーです。
ここは私の祖母の家なのですが、色々あって現在この様な状態に。
実はこのスピーカーは私の叔父の物で、いわゆるオーディオ及びクラシック音楽マニアの人です。
他の機材はもちろんの事、レコードの数も 床が抜ける程あり、尋常ではありません。
昔、叔父の引越しの際に手伝いましたが意識が飛びそうになりました。
しかし、ここまででは無いですが自分の部屋も気が付けば壁一面がCD棚になってたりします。
もっとも、自分自身が音楽好きなのは身内からの影響やら遺伝(?)やらがあるのかと思う節はあります。
さて、ピアノ技術とオーディオの世界はどこか共通するところがあります。
語り出すと長い話ですが、最終的には ほんのわずかな音の変化をどのようにして出していくか。そしてそれは聴き手にとってどのように感じるか。
様々な試行錯誤を繰り返し神経を尖らせて耳を澄まして音に集中。
音の世界に正解や間違いはあるのか。
音の世界に完成されたものやゴールはあるのか。
深い世界です。
文:桃太郎