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調律師に必要なもの [調律]

「ピアノを調律する」という事にどのようなイメージをお持ちでしょうか。
お客様の多くからは「耳が良くないと出来ない、耳が良いんですよね」と言われる事が多いです。
もちろん音を聴き分ける仕事ですので必要なセンスではあります。
が、音を聴くという事も大事ですが、「音をとめる」という技術も非常に大事になります。

14751281417740.jpg音を合わせるという作業は、弦を巻いております「チューニングピン」というピンを工具で回して弦一本一本適切な音に合わせるのですが、この「合わせる」という作業が非常に熟練を要します。
ピンの回り具合などがピアノによって違い、上手く扱わないと「後で音が変化する」という事が発生します。
つまり、調律したはいいが演奏中・演奏後に狂ってしまう、という事につながります。


これは耳が良い悪い以前の問題で、やはりすぐに狂ってしまうような調律の合わせ方では問題ですし、ピアノ練習・演奏になりません。


調律師に必要なスキルは音を聴き分ける事とならびに、音を上手くとめるという技術が必要です。
もちろん技術ですのでひたすら訓練あるのみの厳しい世界です。


文章:桃太郎




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