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七夕に思いを馳せるピアノ曲 [コンサート・観劇・映像]

昨日は七夕でしたね!名古屋は快晴とまではいきませんでしたが晴れ間もありましたので、織姫様と彦星様も無事に再会出来たのではないでしょうか?


というわけで、今日は七夕を題材にしたこんなピアノ作品をご紹介します!


「ピアノ組曲/伊福部昭」3分45秒~ 第2曲 七夕


日本のわらべうたを連想させる主題が色合いを変えながら何度も繰り返されます。幻想的な七夕の夜を思い起こさせるような儚く美しい旋律に、思わずうっとりしてしまいますね(^^)

この組曲は「盆踊り」「七夕」「演伶(ながし)」「佞武多(ねぶた)」という4つの楽章で構成されていまして、楽章名からも分かる通り、日本の舞曲や芸能を題材に取り入れて作られています。西洋の舞曲等がモチーフとなった作品はたくさんありますが、このような楽曲は珍しいですよね!

作曲者本人による管弦楽編曲版(管弦楽のための「日本組曲」)もあるのですが、こちらは弦楽による響きの重厚さも感じられてピアノ版とはまた違った印象で楽しめます。

七夕はもう終わってしまいましたが、美しい夜空を見上げながらこんな曲を聞いてみるのもいいですよね(´`*)


余談ですが、このピアノ組曲の作曲者である伊福部昭さん。実はあの有名なゴジラのテーマを作曲された方でもあるんです!

淡い色彩が思い浮かぶ美しい音楽から、特撮の緊張感あふれる重厚な音楽まで、幅広いジャンルの音楽を生み出されていたんですね[ぴかぴか(新しい)]

おがた

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