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ピアノのお掃除しっかりと [ピアノの管理]

ピアノ調律師が行うピアノ管理作業には様々な項目があります。

音を合わせる調律はもちろん、鍵盤調整や音色を作ったり揃えたりする整音も大切な作業。

他にはペダル機構の動作確認や譜面台など含む外装部品のチェックなどなど。


そんなたくさんある作業の中で「掃除」も大切。

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写真はグランドピアノの鍵盤を外したところ(棚板)を掃除中。

目に見えるエリアはもちろんですが、細かいところもしっかりみます。



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特にスタインウェイなど、棚板に「溝」が入っているピアノはこの溝にもゴミが落ちてたりします。

なかには「弦の切れ端」や「センターピン」なども落ちておりますので、吸引力の強い掃除機でしっかり吸います。


ゴミは「落ちどころ」が悪いと雑音のもとにもなりますので注意が必要です。

アップライトでは本体後部に物が落ちると高確率で雑音になりますので気をつけましょう。

アップライト後部は私たち調律師でも掃除が難しい場合がありますので、ピアノ上部に物を置かれている場合はご注意下さい。


文章:桃太郎


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