【動画公開】ピアノ3台でモルダウを弾いてみました! [演奏動画]
今日、5月12日はチェコの作曲家・スメタナの命日です。チェコの首都プラハでは、毎年5月12日より3週間にわたり”プラハの春音楽祭”が開催されます。この音楽祭オープニングは、毎年必ずスメタナの代表曲である「我が祖国」の全曲が演奏されます。
今回、プラハの春音楽祭にちなんで、我が祖国より第2曲モルダウを、チェコのピアノ・ペトロフ3台を使って演奏してみました原曲は13〜15分ほどありますが、3分ほどに編曲してあります。
日本ではモルダウで親しまれている第2曲ですが、モルダウはドイツ語(Die Moldau)になり、チェコ語ではVltavaヴルタヴァ(バルタバ・ブルタバとも)となります。
作曲された1874年当時、チェコはオーストリアの支配下にありました。母国語を話すことも禁止され、ドイツ語が強要されていた状況下で、スメタナはチェコ独自の文化を作り上げようとする運動に深く関わり、音楽を通して、チェコの独立と民族の復興に情熱を注いだ作曲家です。
ちなみに、プラハの春音楽祭の期間中、当社ではチェコのピアノペトロフを試弾できる、ペトロフオープンデーを開催しております。よろしければ、こちらもあわせてお楽しみください
小林