湿度で何故ピアノ弾きにくくなるの? [ピアノの管理]
梅雨入りです。
例年より早く…と言いますより異例の早さ、だそうです。はぁ(ため息
昨年は異例の長さの梅雨でしたから、もはや覚悟がいる時代なのでしょうか。
さて、いつも申し上げておりますが「除湿」、これに尽きます。
また「除湿」の話してる、、ブログのテーマに困っとるんやろうか…。と思われる位にいつも言ってますが決してそんな事はないのだ。
それほどピアノにとって湿度は重要で、多湿はピアノ内部部品へ大きく影響します。
写真の矢印は、ピアノアクションの関節の役割を担う「センターピン」です。
この箇所は非常にデリケートで、繊細なタッチをつくる上で大変重要です。
しかし、湿度によりこの箇所が影響を受けてしまうとタッチや音が悪くなります。
この他にも多くの部品に変化をもたらすのが「多湿」です。梅雨時期に入り、ピアノを弾いていて「あれ?」と思われましたら除湿をこころがけて下さい。
センターピンにつきまして詳しい解説動画もありますので、こちらも見ていって下さいませ。
文章:桃太郎