猛暑のピアノ対策 [ピアノの管理]
猛暑でもうしょうがないです。(唐突
さてピアノにとって「適切な湿度」のお話しは度々しておりますが、「適切な温度」というのもあります。
一般的に「15℃〜25℃」が適温とされ、まぁ暑すぎず寒すぎずってとこです。
本題ですが、夏の暑い室内ではピッチ低下など音の狂いも起こりやすくなります。
特に陽当たりの良い場所や2階・3階など階上の室内は高温になりがちですので注意が必要です。
しかし冬季になり気温が下がりますとピッチは自然と上がってきますが、それでも夏季に高温対策をしてピアノを適切に使用していきたいものです。
高温になりがちな室内では、少なくとも猛暑酷暑のシーズンや特に暑くなる昼間のピーク時などにエアコンを使用し、室内の蒸し風呂状態を防ぎましょう。
エアコン設定も寒くなるほど下げる必要はありません。一気に冷やして低い設定にし続けていなければ、そこまで電気代もかかりません。政府からは28℃が冷房の目安だそうです。
エアコンの無い部屋では、サーキュレーターなどを使用しエアコンのある部屋から空気を循環させる方法も有効です。
そんな訳で、まだまだ暑い日が続きますが熱中症や夏バテに気をつけてお過ごし下さい。
文章:桃太郎