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ペトロフピアノについて個人的に色々 [ペトロフピアノ]

様々なピアノメーカーがありますが、それぞれ音色に個性があります。

もちろん同一のメーカーでも製造年代によっての違いも大きく感じますが、このペトロフピアノは独特の個性を常に持ち続けていると思います。

その歴史は長く1864年創業、チェコで生まれたペトロフは長きにわたって自社による徹底した手作りで製造され続けており、ヨーロッパ製品の証であるヨーロピアンエクセレンスに認定されています。

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さてさて、話は音色に戻ります。

現在のピアノの音は「鳴る」という音色傾向を感じます。パワーやボリュームを感じやすく、タッチもエネルギッシュな奏法に充分に応えてくれます。

もちろんピアノとして何ら問題ないですし、現在のテクノロジーならではの大変素晴らしい仕上がりを感じます。

対してペトロフの音色は「繊細で甘い」感じ。甘いと言っても「不安」という意味合いではなく、「スイート」な甘さ。

力強さで押してくる要素は感じず、響板と弦が柔軟に、あくまで柔らかく振動しているイメージ。

低音域はパワーたっぷりの重低音という感じではなく、中音域を邪魔せず鳴ってくれるバランスなので左手のコントロールがしやすいです。

メロディーを受け持つ高音域は繊細。とにかく繊細で伸びやかで滑らか。聴けば納得の音色でとにかく独特。

現代的パワフルな国産ピアノに比べると華奢な印象を受けるかもしれませんが、繊細ゆえに音色のコントロールと歌い方が上手くなります。

D25E872D-9BA7-4234-8889-D562FC27B5CC.jpegアップライトはサイズが3種ありますが、それぞれバランスよく鳴ってくれます。


デザインはシンプルなストレートタイプから、装飾盛り盛りな可愛いデザインもあります。

色もバリエーションが多いのでインテリアに合わせやすいです。

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と、個人的な感想を色々書きましたが実際にこのピアノに触れてみる価値は充分あります。


弊社では今月末までハリネズミ(!?)プレゼント企画キャンペーンを行なっておりますので是非チェックして頂戴ませませ。


文章:桃太郎




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