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オーディオフェスタ行ってきました [その他]

先日、会社をさぼってお休みをもらって名古屋国際会議場で行われました

「オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ2023」へ行ってきました。

今回はピアノと関係ありませんが、"良い音とはなんぞや"という我々音楽愛好家にとっては永遠のテーマであるため今回ご紹介したいと思います。

さっそくですが皆さまはどの様な環境で音楽を聴いていらっしゃるでしょうか。

最近ではスマートフォンで気軽に楽しめる環境になり大変便利になったと思いますが、実際それらは音質においてどうでしょうか?

とはいえオーディオ装置というなかなか仰々しい機器を揃えるのは…、というのは重々分かります。

しかし実際にその様な機器、さらにはハイエンドと呼ばれる高級装置で聴くと正直音楽が変わります。

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そんなわけで、今回のオーディオフェスタでは多くのオーディオメーカー・ブランドが出展しており、様々な特徴特色をもってその音楽表現を体験出来るものでした。

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では、良い音の究極とは何か?、と自論ではありますがこれは「生演奏」であるかと考えております。

実際に目に前に演奏家が居て、素晴らしい声や楽器を手にし、卓越した音楽をその場で奏でてくれたらこんなに素晴らしい事はないと思います。


このオーディオの世界というのは、その様な皆さまのお気に入りの音楽はもちろん、歴史的名演奏や名盤を究極である「生演奏」と錯覚するほどの空間へ導いてくれるものなのです。


スマートフォンも気軽なのですが、細やかな空間表現やアーティストの息づかい、繊細で複雑な楽器の音色が判別出来るでしょうか?


当然写真の様なハイエンドな機器を揃えるとなると正直費用も天井知らずですが、何もここまでしなくともまずはオーディオスピーカーを設置し再生環境を整えて聴くことで上記のような情報量や世界が一気に拡がります。


実際目の前に楽器があるように錯覚してくる瞬間はこのうえなく、ピアノでは弦の振動やダンパーの動きまで分かるようになり、室内楽やオーケストラでは多くの楽器の位置関係をはじめ、それぞれの音色までも多彩に感じることができます。


私自身オーディオマニアと呼ばれるには程遠く恐れ多いですが、世界中にある素晴らしい音楽の数々、演奏家の演奏を少しでも理解できればと思い楽しんで探求しております。

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今回のフェスタでは通称「エサ箱」と呼ばれるCDやレコードも販売されており、ここも延々と突ついておりあっという間の時間でした。


オーディオフェスタはコロナで中止が続いておりましたが、これからはどんどん開催されると思いますのでまた機会があればぜひ。


文章:桃太郎

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調律師の相方 [その他]

先日いつもの様に調律を終えて車に工具カバンを積んだ時、

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「な、なんじゃこりゃぁ?」

工具カバンの底付近に穴と亀裂が。

亀裂からは工具の刃先が飛び出て、これぞ「亀裂の刃」←


いつも自分の傍にはこの工具カバンがあり、様々な現場をくぐり抜けてきましたがとうとうダメか…。

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いえいえ、多少なり穴が開こうと補修をしていけばしっかり使えます。

専用パテで修繕しこれからも使い続けます。

やはり道具というのは「愛着」がわくものですから修理をする事でさらに「情」がうつっていきます。

ピアノもそうでしょう、お客様とお話しをしておりますとやはり「愛着」って素敵だなぁと感じます。


私もカバンを買った時はウキウキでブログを書いたものです。

文章:桃太郎

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オルガンとチェンバロあります [その他]

弊社はピアノ販売・調律・修理などピアノに関する事を昔から行ってきておりますが、時々変わった楽器も扱います。


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写真は「ヤマハ 11ストップオルガン」

今はあまり見なくなりましたオルガン、特にこれはなかなか稀少な楽器です。

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現在弊社に2台置いてあります。

音色もとっても豊かで独特な温かさがあります。

ピアノでもそうですが、古くから親しみのある物というのは、いつの間にか壊れ片隅に追いやられ、いつの間にか処分されてしまっている事が多いです。

このオルガンのように、音色もこの楽器にしか出せない魅力がありますので大切にしたいですね。

チェンバロ2.jpg次の写真はチェンバロ。

音楽を知る上でも非常に重要な楽器です。

ピアノの祖先の様にお考えの方もいらっしゃいますが、やはりピアノとは似て非なるものです。

当然チェンバロにしか出来ない音楽・演奏・表現がありますので、ご興味のある方は是非。

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文章:桃太郎







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6月6日は楽器の日、そして… [その他]

本日6月6日は「楽器の日」だそうです。

全国楽器協会が制定したもので「芸事の稽古は6歳の6月6日にはじめる」という事からきている様です。

そしてこの6月6日は今より75年前、第二次世界大戦下において連合軍が行った史上最大の作戦「ノルマンディー上陸作戦・D-DAY」の日でもあります。

過去の戦争での多くの犠牲の上にある現在の平和、そして平和の象徴の様でもある楽器・音楽。

49FD48B0-0553-4824-BF63-2C2E8FFB67A2.jpeg最初の画像はドラマ「Band of Brothers」から。

この作品は先に述べたノルマンディー上陸作戦からドイツ降伏までを描いたドラマで、このシーンは激しい市街戦の中で銃弾のあいだを走り抜けるシーン。

路上に放り出されたピアノが物悲しい。

この土地で平和に音楽を聴かせてくれたピアノが戦場になれば弾除けになるかならないか。


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次の画像は某有名なドキュメンタリー番組から。

戦地の兵士達の前でピアノを弾くのはショスタコーヴィチ。

ソ連の都市レニングラードがナチスドイツ軍に包囲されている中で作曲されたのが交響曲第7番。

戦争により生まれた音楽、その音楽によって伝えなければならない表現があったことも事実。

しかしもう悲しい歴史は繰り返さず、音楽・楽器、ピアノが平和の象徴であり続けて欲しいと願っております。



さて、このレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)から鉄道でも繋がっている都市モスクワにて今年開催されますチャイコフスキー国際コンクール。

今月から始まりますが、また多くの素晴らしい演奏家の活躍が楽しみですね。


ちなみにレニングラード出身の超有名人の方が弾くピアノ演奏を以前のブログでも紹介しておりましたのでコチラも是非。




文:桃太郎


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尾崎豊さんのピアノ [その他]

3月になり卒業シーズンですね。

卒業といえば様々な卒業ソングがあります。

皆さまにとっての卒業ソングといえば何でしょう?

A8E9CF71-7BFD-4601-93AE-06E04EFBD713.jpegさて、卒業ソングといえば、そして今も歌い語り継がれるカリスマシンガーソングライター「尾崎豊さん」が、生前に作曲などで使用していたというピアノが富山市民芸術創造センターに寄贈・常設展示される事になったそうです。


私自身、ドンピシャ世代では無いのですが、中学〜高校生の頃は本当に良く聴きましたし今でもCDはたくさん持っています。

時代の流れと共に、若い子世代の価値観や感性、社会性や人生観まで大きく変わってきている中、それでも尾崎豊さんの歌いあげていた魂の叫びは現代の若者達にも深く届くと思います。




文章:桃太郎





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