追記1・第2回スタインウェイコンクール本選 [スタインウェイ・コンクール]
3/30(日)、東京の王子ホールにて第2回スタインウェイコンクール in Japan 本選が開催されました。
同日に速報!ということで、こちらのブログでも結果はお伝えしていましたが、今回は追記というかたちで現地報告をしたいと思います。長くなってしまったので、追記1と追記2に分けてあります。
本選当日はあいにくの雨模様でしたが、ホールにはたくさんの方がご来場されていました。各カテゴリー演奏開始前には、「コンクールではありますが、演奏前、演奏後の拍手は大歓迎です」とのアナウンスが入り、皆さんのあたたかい拍手とともにコンクールは進められていきました。
演奏については、言うまでもないですね。本当に31名全員がすばらしい演奏でした!
スタインウェイを上手に弾きこなし、キラキラと輝きある澄んだ音を奏でてていたように思います。
カテゴリーBでは1位が3名選ばれたり、そのほかのカテゴリーでも2位・3位なしがあったりと、甲乙つけがたい、本当に僅差だったのではないでしょうか。
カテゴリーAは偶然にも全員7歳だったのですが、「えっ、この子達同い年なの?」と思うくらい体格にも差がありました。
小さい体で、情感たっぷりに演奏するそのギャップに圧倒され、個人的にはとても印象に残ったカテゴリーでした。
カテゴリーB・奥井さんの演奏時には、演奏曲1と2の間に一瞬「みしっ」と建物が揺れ、客席が「え、地震?」と小声ではありますが少しざわざわとなる場面もありました。
「かわいそうに。2曲目、大丈夫かな…?」と心配したのですが、動揺することなく演奏され(個人的な感想ですが)、1位入賞に加えて聴衆賞まで頂いていました。
あがり症の自分からすると、信じられない強さ。ほんとに、すごいなぁ…。
お昼休憩をはさんで、13:45からカテゴリーCが開始。
プログラムを見た時に、個人的に好きな曲や、どういう風に弾くんだろうと気になっていた曲もあり、楽しみにしていました。
お昼休憩でゆっくりできたこともあるのか、午前中に比べ午後からはコンクールというより演奏会に来た感覚で、演奏を聴いていました。
最後のカテゴリーDは、審査員の先生方はどう判断されるんだろう?と、どういう順位になるのか予想がつかなかったです。
結果は1位2名、2位3位なし。この中で賞を頂いたお二人は、さらなる自信につながるのではないかと思います。ドイツのフェスティバルへ招待される大賞も、カテゴリーDから選ばれました。
結果発表のあとは、ロビーにて関係者のみの簡単なレセプションが開かれました。
ドリンクと軽食が用意されていて、記念撮影をしたり、参加者同士での交流もあったりと、いい雰囲気でした。泣く子もいらっしゃらなかったですし、皆さん楽しかった!と言って頂けたのでよかったです。
「他のコンクールとちがって温かい感じがしたコンクールでした」との声を何名からも頂き、そこは私達も心がけてきたポイントだったので、嬉しかったです。
ちなみに、一部の食事にはこんなものが。
ポスターと同じ、第2回スタインウェイコンクール in Japan の小さな旗。反対側には、スタインウェイのライラがありました。
追記1はここまで。追記2につづきます♪
追記2リンク PC用/タブレット・スマートフォン用