Go to イベントでコンサート [コンサート・観劇・映像]
Go to トラベルやGo toイート、ご存知のとおりコロナ禍の中に様々な支援キャンペーンが実施されております。
多くの業種・職種がこの新型コロナの影響を受けている中、私たち音楽関係・舞台関係も依然として影響を受けております。
そんな中「Go to イベントキャンペーン」が先月末から順次開始されました。音楽コンサートや演劇、美術館に遊園地なども対象になっているとの事。
本キャンペーンでこの業界に少しずつでも客足が戻って来られる事を願っております。
私自身コンサート調律を担当させて頂く事が多いのですが、やはりピアノへの影響も感じております。
普段、コンサートホールのピアノはピアノ庫という専用倉庫に入れ管理してもらっておりますが、季節的な状態変化はハッキリとピアノへ現れます。特にピアノ利用が減っている状態ですと調律はもちろん定期的な確認も少なくなってきておりますので、貸ホールや発表会などのご利用では必ず調律を入れて下さい。
せっかくのステージ、ピアノも100%万全な状態にしておく事で演奏の仕上がりが全く違ってきます。
1日でも早くいつもの様にコンサートが楽しめる状態に戻って欲しいですね。
文章:桃太郎
大府市・愛三文化会館スタインウェイ [コンサート・観劇・映像]
愛知県は大府市、今年市制50周年を迎えられるこちらの街にあります愛三文化会館さんへオーバーホールしたスタインウェイをご納入してまいりました。
今回、スタインウェイのオーバーホールを記念して愛三文化会館さんのYouTubeでは「〜おかえりスタインウェイ〜」と題して紹介動画がアップされておりますので是非ご覧下さいませ。
また、市制記念コンサートのPR動画など様々な動画も配信されていますので是非チェックして下さい!
文章:桃太郎(動画出演してます)
スタインウェイコンクール地区審査会受賞者記念コンサート今週末です [コンサート・観劇・映像]
いよいよ明後日の日曜日、1月19日に「スタインウェイコンクール地区審査会・受賞者記念コンサート」が開催されます。
会場は東海市芸術劇場・多目的ホールになります。
お時間は、開場12:30分、開演13:00です。
ご入場は無料でご予約もいりませんので会場に直接お越し下さいませ。
スタインウェイコンクールは2年に1度開催されるコンクールになります。
皆さまのご参加お待ちしております。
文章:桃太郎
文化の日にジャズ三昧 [コンサート・観劇・映像]
昨日11月3日は文化の日でした。
文化の日は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」事とされており、明治天皇の誕生日になります。
さて、同時にこの日は「レコードの日」でもあり、アナログレコードの素晴らしさを知り広める日でもあります。
個人的にはレコードは好きで聴くのですが、まだまだまだまだライトユーザーですので深くは語れません。でもやっぱり良いですよ、レコード。
という事でその日11月3日、愛知県は岡崎市の「図書館交流プラザ りぶら」へ行って参りました。
こちらでは「内田修ジャズコレクション」という展示があります。詳しくはホームページへ。
館内の写真は、多く展示してあるレコードジャケットの著作権の関係などであげられませんが、貴重なレコードはもちろんジャズの歴史を知るうえで非常に貴重な物が数多く展示してあります。
中にはピアニスト穐吉敏子さんも弾かれたピアノや名ジャズメンゆかりの楽器の展示もあり相当なボリューム。
ジャズの奥深さやオーディオの魅力までしっかりと楽しめる所ですのでまた時間を見つけて何度もお伺いしたいです。
さて、この日は岡崎市で長年開催されているイベント「岡崎ジャズストリート」の日でもありましたので、各所で開催されているジャズコンサートを拝聴して回り久しぶりにジャズ三昧の時間を楽しめました。
最後にトリビア、この11月3日は1957年にテナーサックスのソニーロリンズがニューヨークの名門ジャズクラブ、ヴィレッジ・ヴァンガードにて名盤「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」を吹いた日になります。
ヴィレッジ・ヴァンガード側もライブ録音はこの盤が初という歴史的名盤でもあります。
文章:桃太郎
七夕に思いを馳せるピアノ曲 [コンサート・観劇・映像]
昨日は七夕でしたね!名古屋は快晴とまではいきませんでしたが晴れ間もありましたので、織姫様と彦星様も無事に再会出来たのではないでしょうか?
というわけで、今日は七夕を題材にしたこんなピアノ作品をご紹介します!
「ピアノ組曲/伊福部昭」3分45秒~ 第2曲 七夕
日本のわらべうたを連想させる主題が色合いを変えながら何度も繰り返されます。幻想的な七夕の夜を思い起こさせるような儚く美しい旋律に、思わずうっとりしてしまいますね(^^)
この組曲は「盆踊り」「七夕」「演伶(ながし)」「佞武多(ねぶた)」という4つの楽章で構成されていまして、楽章名からも分かる通り、日本の舞曲や芸能を題材に取り入れて作られています。西洋の舞曲等がモチーフとなった作品はたくさんありますが、このような楽曲は珍しいですよね!
作曲者本人による管弦楽編曲版(管弦楽のための「日本組曲」)もあるのですが、こちらは弦楽による響きの重厚さも感じられてピアノ版とはまた違った印象で楽しめます。
七夕はもう終わってしまいましたが、美しい夜空を見上げながらこんな曲を聞いてみるのもいいですよね(´`*)
余談ですが、このピアノ組曲の作曲者である伊福部昭さん。実はあの有名なゴジラのテーマを作曲された方でもあるんです!
淡い色彩が思い浮かぶ美しい音楽から、特撮の緊張感あふれる重厚な音楽まで、幅広いジャンルの音楽を生み出されていたんですね
おがた