調律師・外村(羊と鋼の森) [音楽に関する本]
本屋大賞! [音楽に関する本]
2016年本屋大賞が昨日発表されました。すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、今年の本屋大賞には宮下奈都さんの「羊と鋼の森」が栄冠に輝きました!
ピアノ屋さんのブログで、なぜ唐突に本屋大賞かといいますと、今年の受賞作「羊と鋼の森」は私達調律師が出てくる、ピアノの調律に魅せられた一人の青年と、彼を取り巻く人々の日々を描く物語なのです。
遅ればせながら、ちょうど先日の休みに書店で見かけまして、去年の秋ごろに「こういう本があるけど知ってる?」と話に上がったことを思い出し購入したところでした。
ピアノ調律師が出てくることだけで、興味もわきますし嬉しくも思うのですが、何といっても主人公が自分と同じ漢字という親近感。漢字は同じでも読み方は違うのですが、本を読む前から物語と関係ない部分で個人的な親しみを抱いてしまいました。
まずは早いうちに読み終えたいと思います。楽しみです♪ h
作者:宮下奈都
出版社/メーカー:文藝春秋
発売日:2015/9/11
ショパン [音楽に関する本]
今日で2月が終わります。
29日という事で1日多いわけですが、それが損をしているのか得をしているのかはそれぞれでしょう。
明日は3月1日です。
偉大なる作曲家、フレデリック・ショパンの誕生日です。
ショパンについては もう皆様お馴染みですね。
昨年は記憶にもまだ新しいショパン国際ピアノコンクール開催年でもありました。
ショパンの作品はそのほとんどがピアノ曲でありピアノの詩人とも呼ばれています。そして日本人が好きな作曲家ベストには必ず入っている位有名な作曲家でもあり、もちろん名曲は数多くあります。
皆様もショパンの曲に様々な思い入れがある事でしょう。
ちなみに肖像画もいろいろありますが個人的にはこのドラクロワの描いたものが好きです。
格好良く且つ哀愁もあり迫力もありです。
しばらく前の内閣総理大臣に少し似てますな。
さて、ショパンといえば、ですが、同名のピアノ音楽誌がありますね。
弊社の書庫にはたくさんの本・書籍がありますが、ショパンも含め定期的に購読している本が多くあります。
電子書籍も多くなってきております昨今、個人的な感想ですが、このような専門誌はやはり紙で手に取る事がまた良き事かなと。
アナログ万歳。
文:桃太郎
和声法。 [音楽に関する本]
先月。
ありがたいことに、
修理とか、修理とか、修理とか…
お仕事が重なりまして。
平行進行だなぁ…
と、思った時に。
へいこうしんこう…
………
………
………禁則。
と、ふと思い出しまして。
そのあと学生さんのところへ調律にお伺いした時に、
和声法の教科書って
あの赤かったり黄色かったりするのですか?
と聞いてみたらそうだとおっしゃられたので、
そういえば芸大の教科書だという話だし、
きっと多くの学校で使われているのだろう
と思っていたところに。
顧問から渡された新聞の切り抜き。
東京芸大の和声法の教科書が
およそ50年ぶりに新しくなったとのこと。
和音の表記が数字付き低音になるようで。
それ以前に、今までの表記が日本独自だった
なんてことも知りませんでした。
数字付き低音で勉強できるのは、
うらやましい。
他の学校もこの本を教科書に使っていくのかなぁ
と思うと、いつか、
TSDT
なんて言ったら、
古い!
って言われる日が来るのかも。
-w-