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ペトロフピアノが生まれた国 [ペトロフピアノ]



今年2019年はヨーロッパを代表するピアノメーカーのひとつ、PETROF社が創立155周年を迎えた年です!

この度はそれに伴う記念祝典にご招待いただき、PETROFピアノ生まれの国・チェコへ出張して参りました[ぴかぴか(新しい)]

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ペトロフの本拠地フラデツ・クラーロヴェーへ。
今回は製品、会社紹介などの説明やペトロフアーティストによるピアノコンサート、工場の見学を実施しました。
古い工場を改装、2017年にオープンしたペトロフギャラリーのショールームには、155周年の記念モデルや真っ赤なピアノ、卵型のピアノまで・・
デザインや装飾の豊かさにも定評のあるペトロフですが、斬新かつ美しいピアノの数々、ペトロフの美しい音色も堪能でき贅沢な時間でした[目]
  
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チェコ料理もたっぷりいただきました。
チェコといえば特に有名なのがビール[ビール]
3口で撃沈する私は外観だけ楽しみましたが、皆さん美味しそうに飲んでいましたよ^^
 
 

20190408_094316.jpg1台のピアノになるまでの80%を手作業で行うペトロフピアノ。
工場では、木材のセレクトから始まり、職人の技によって丁寧に形が出来上がっていく様を間近で見ることができました!
こちらはピアノの心臓部とも呼ばれる響板が接着されている様子です。
木目や質感などを入念にチェックし厳選された板を接着、1枚の響板を作っていきます。
ここまでじっくりと製造に力を入れるメーカーはなかなかありません。
あの温かみのあるロマンチックな音色には欠かせない作業ですね[ひらめき]
 
 
さて、今回はペトロフ社について少しお話させていただきました。
ピアノ1台への熱意、さまざまな分野で研究を重ねる堅実な姿勢。
ペトロフピアノの奥深さについて私自身が納得することも多く、お客様へお伝えできることを喜ばしく思います。
チェコで生まれた良質な響きを是非体感してみてくださいね。
  
  
   
余談ですが、プラハの駅内にアップライトピアノが置いてあることをご存知でしょうか?
こういったピアノは通称「駅ピアノ」と呼ばれ、誰でも自由に弾けるように開放してあります。
以前、定点カメラで撮影して通りすがりに演奏する人々を特集する番組などもありましたが・・・
  
  
  
・・・私達、弾いてきました!ひゃー!
お客さんは電車を待つ人、たまたま側を通った人、鳩。
どきどきしましたが、演奏後はあたたかい拍手とお礼の言葉をいただき貴重な体験になりました。
  
また少しずつお話しますね[晴れ]
橋本

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