ピアノを変えるセンターピンとは? [ピアノの管理]
10月になってしまいましてもう秋っぽいです。
今年は多湿が例年になく半端ナイ年でしたが、気がつけば乾燥に警戒していく時期に入ります。
今年は多湿が例年になく半端ナイ年でしたが、気がつけば乾燥に警戒していく時期に入ります。
この前まで「除湿せよせよ」と申しておりましたがこれからの時期は逆の事を言い始めます。
では、そもそも多湿・過乾燥になると何が起こるか…。
ピアノを構成する物は木やフェルト、金属などありそれぞれが様々な素材から作られております。
それらは湿度の変化を受ける事で状態が変わりますので、調整はもちろん品質に影響をもたらします。
その多くのピアノパーツのひとつあります「センターピン」について動画で解説しておりますのでご覧下さい。
センターピンはピアノ内部を可動させている関節の様な役割を果たしております。
ピアノを動かすうえで本当に多くのセンターピンが使われており、ピアノのタッチや音色に影響します。
どんなに緻密な調整や調律をしようともセンターピンがまともに動いていなければ話になりません。
適切な湿度管理をしていないとピアノがまともに動かず、せっかくのピアノの価値が失われるどころか、練習の妨げにもなりますのでしっかりと意識をしましょう
文章と動画:桃太郎