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ピアノ調律師が冷える瞬間 [ピアノの管理]

梅雨入りしたかと思いきやさっさと梅雨明けし、毎日毎日暑い日が続いてます。

暑いこの時期といえば、寒くなる怪談番組がよくテレビで放送されてましたが最近はあまりやらないですねぇ。

さて、調律師が寒くなる瞬間というのは多々ありまして、先日もこんな物を発見し一瞬寒くなりました。

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とある現場へ調律に伺ったところ、床に黒い物体が…!

こ、これは!?


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拡大写真を。

「お分かりいただけただろうか…」


何かの破片に見えますが、どう見ても黒色艶出しの塗装面。

おそらくピアノかピアノ椅子の一部が欠けて落ちているではありませんか。


こうなると、何のどこの箇所が傷ついているか確認しないといけません。


ピアノを管理する調律師としては、外装のダメージも確認して報告や、補修の必要があるかどうかを所有者に伝える必要があります。

出来ればこの様な破片は見たくありませんが、補修は出来ますので適切に処置していきます。


この仕事をしておりますと、他にもゾッとする瞬間がいくつもありますが、瞬時に冷静に対応出来るスキルも必要なのです。


文章:桃太郎


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