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ピアノのお手入れ [ピアノのこと]

最近は過ごしやすい季節になり、湿度も安定してきたため、ピアノの管理幾分楽な気がします。
そんな中でも、ピアノを触れば指紋がつき、少し汗ばむ日中などはピアノが手形のスタンプまみれなることも。
そんな時、気軽にピアノの外装をお手入れしたいときに便利な方法。

どこのご家庭にでもあるタオルを1枚用意。使用するものは以上。
このタオルに、少し水をたらし(この少しがポイント)タオル全体になじませ、少し湿っているかな・・・程度にして準備完了。

本当は、蒸気にあてて蒸らしたりした方がいいのですが、蒸気を準備するのは面倒だし、蒸しタオル的に電子レンジで「チン」とするなど似た状態を作る方法はいくつもあると思いますが、水道をひねってちょっとの水をつけているんな向きにタオルを絞っているうちに全体になじむので、わたしはタオルに水だけで済ませます。

このタオルを使って、ピアノの外装を拭きます。少し湿り気があるので、乾拭きの時よりも力を入れずにほこりや指紋を取り除けます。また、ワックスを使用していないので、そのまま鍵盤を拭いても大丈夫。

ピアノの外装は意外に込み入った形状で、かどっこの拭きにくい部分や隙間などにもタオルの形状や長さが有効活用できます。

楽して簡単。これって掃除のとき大事ですよね。

ちなみに水を使用するので、間違ってもベタベタタオルは使用しないでください。表面上木部に見えない所でも、すぐ下には木を使用していたりするので、木に水は大敵!
湿っているよね?というくらい控え目から始めるといいかもしれません。


ちなみにこの方法、傷を取るものではありませんので、あしからず。  n


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P.S. お店にあるいろいろなクロス。
使用メーカーは違うけど、「ピアノを拭くときはスタインウェイオーナー」という気分を味わいたいと言ってクロスを購入するお客様もいらっしゃいました。

スタインウェイをはじめ、ピアノのことならお気軽にご相談下さい!
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