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コンサートへ行ってきました [コンサート・観劇・映像]

201107302329000.jpg最近行ったコンサートを2つご紹介したいと思います。

まずは7月15日に愛知芸術文化センターで行われた、セントラル愛知交響楽団の定期演奏会です。

ここで私が楽しみにしていたのが、ヤナーチェクのシンフォニエッタと、広瀬悦子さんの弾くリストのピアノ協奏曲第2番。

ヤナーチェクのシンフォニエッタは、以前話題になった、村上春樹さんの小説「1Q84」に登場した曲です。

この曲をきちんと聴くのは初めて。とてもおもしろい曲でした。

金管楽器のファンファーレの響きや、弦楽器がまるでコンピューター音楽のような独特な動きをしたり、同じようなリズムが繰り返されたり、木管楽器と金管楽器の対比が鮮やかだったり、とにかく聴いていて退屈しないおもしろい曲でした。

この曲を味わってから小説を読むとまた違うのでしょうか。

もう1曲のリストのピアノ協奏曲。広瀬さんは、まさにピアノの能力をフルに使っている、というような演奏でした。

とくに迫力のある低音が印象的でした。

またリストらしい技巧的な部分も、オーケストラと掛け合いながら、2つのオーケストラがあるかのように思える所もあり、とても充実した演奏でした。

そしてもうひとつのコンサートは、7月29日のセントラル愛知交響楽団・コンチェルトの夕べ。

この中で、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を弾いた、南谷悠子さんの演奏に心を動かされました。

ラヴェルらしい華やかで色彩感あふれた部分から、ジャズ風な部分、2楽章の同じリズムが続く中での表現の巧みさ等、曲の魅力を最大限に引き出す演奏のように思いました。

いい演奏を聴くと幸せな気分になれます[るんるん]

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