鍵盤下の紙吹雪、そして [その他]
水無月になりました。この月は雨はあっても祝日はなく、学生時代には長く感じたものです。
さて、この写真のもの。
何に見えますでしょうか?
これは「ペーパーパンチング」といいます。
ペーパーパンチングは、その名のとおり「紙」です。
用途は鍵盤の高さや深さを微調整するものです。
写真の中にある水色の紙は厚さ0.08㎜、黄色は0.15㎜等、その他様々な厚さがあり、色分けされています。
尚、スタインウェイには専用の紙があります。
さて、外回りで このケースを持ち歩いているわけなのですが、紙が無くなってきたので、本日 会社で補充をしようと・・・。
・・・、気が付けば、乾いたプラスチック音の中に立ち尽くす僕。 ほんの1秒も経たない間に確かに手に持ったはずのケースの感触はなく、色とりどりの紙吹雪だけが静かに華やかに舞い落ち、呆然とした僕をやっと現実に引きもどす。
━嗚呼
紙がゴミのようだ~。
やってしまいました。
道具の整理をしてから帰ろうと思いたち、そしてこの有様。
あ~あ、種類、大きさ毎に1枚1枚回収ぅ・・・。
時間にして45分強。就業時間を過ぎても独り寂しく後始末。
でも、たぶん1年に一回やってます、こんな事。
慌てている時に限ってこういう参事は起きるのです。←結論。。。m